講師紹介 | 長崎諫早市|技術と経営が学べるオンライン美容スクール|ラボーテビューティースクール

講師紹介

大石佳奈

誕生日 12月24日
出身地 雲仙市
略歴 19歳 エステの専門学校卒業後、大手エステサロンに就職。
エステティシャン、店長、エリア長を経験し26歳で退社。
その後、形成外科内のエステサロンへ勤務し、医療の観点からのエステを学ぶ。
出産を機に、独立しサロン開業。翌年、エステスクールを開講。現在に至る。
保有資格 日本エステティック協会認定上級エステティシャン
日本エステティック協会認定フェイシャルエステティシャン
日本エステティック協会認定ボディエステティシャン
日本化粧品検定1級
美容師免許
日本増毛協会認定校 長崎諫早校

こんにちは、ラボーテの大石佳奈です。

こちらのページでは、私がラボーテをオープンさせてから、このホームぺージでご紹介している各講座を開くまでのストーリー、私のサロン経営に対する想いをお伝えしております

最後までお読みいただければ嬉しいです。

一人暮らしのアパートの一室で開業した理由

 私はラボーテを開業する前は、大手のエステサロンで7年ほど働いていました。

エステに勤務しながらも、何か新しい事をしたいと漠然と思っていた時にまつげエクステと出会い、当時はまだまつげエクステって何?というくらい全く浸透していなかった技術を長崎にもっと広めたいと思い、技術スクールに行き技術を習得。

思い切って大手エステサロンを辞め、一人暮らしをしていたアパートのリビングにベッドを一台置き、そこでまつげエクステの施術をしてサロンとしてオープンしよう!

自宅サロンなら、家賃もかからないし初期投資も少ないから大丈夫!

まだまつげエクステサロンは市内にも無いから、きっと流行る!

と、あえてエステはメニューに取り入れず、まつげのみに絞り、勢いだけで開業しました。

(当時は美容師免許はまだ不要でエステサロンでもまつげ施術が可能な時代。大家さんに営業許可は取っていました。現在は美容師免許取得しております)

予想とは全く違った初月の売上と来店数

オープン初月の売上は25,000円でした。
来店人数は5人。

長崎県の諫早市という田舎町には、当時そもそも「まつげエクステ」というものが全く浸透しておらず、その技術自体を知らない人ばかりだったのです。

また、エステを辞める時に数名のお客様に「まつげエクステで開業する」と伝えたものの、「何それ?」と興味を持って頂けなかったことも予想外でした。

私は、「エステのお客様なら、目元を美しくするまつげエクステにも興味を持ってくれるだろう。だから来店してくれるだろう。」と簡単に思っていたのです。

「考えが甘かった・・・・」
「このままではマズイ、生活が出来ない」

と焦った私は、お客様の人数がもっと増えて自宅サロンだけで生活ができるようになるまでと期限を決めて、新たに形成外科併設のエステサロンに勤務し、昼はエステサロン、夜は自宅サロンでまつげエクステ とダブルワークをすることに決めました。

がむしゃらにとにかく行動したダブルワークの2年間

ダブルワークを決めたものの、自宅サロンのお客様は5人から増えません。

そこで、どうやったら新規客を呼べるのか をまず考えました

大手サロン勤務時代は、1店舗当たり月に200万円ほどをかけて新聞折り込みチラシやフリーペーパー、雑誌への掲載をして毎月新規客を集客していました

自宅サロンの私にはそんな資金はもちろんありません。

そこで、まずはお金をかけずに集客する方法を探し、無料で発信できるブログ(アメブロ)を開設し、スタートしました

その中で、

何をどう書けばお客様が来店したくなるのか
どんな写真を載せて、どのアングルだと見てもらえるか

を考え
他のサロンのブログを見て研究し、とにかく毎日更新しました

徐々にブログからの集客ができるようになったものの、次は

どんな接客やおもてなし、お話をすれば、初回1回だけで終わらずリピートしてもらえるのか?

ということを日々考え、自らもいろんなサロンに行ってみたりしながら勉強し

また来たいサロン、また会いたい人になる方法を考え、常に行動し形にしていきました。

すると、アメブロを見ての新規が徐々に増え、そしてご紹介もどんどん増え、気づけば予約枠が足りないくらいになり、昼間のエステサロンの収入よりもはるかに夜のまつげエクステの収入の方が多くなっていたのです。 広告費ゼロでご予約が一ヶ月先まで埋まるサロンを作り上げました。

そうやってまつげのお客様が安定してきた頃に、妊娠し、このタイミングだ とエステサロンを退職しダブルワークを卒業、サロンも移転。 

まつげエクステとエステのサロン「ラボーテ」として新たにスタートを切ることができました。

私の強みは、お客様の心を惹きつけるカウンセリングトーク術、悪条件でも徹底したお客様目線での接客おもてなしで他店と差をつけるノウハウがあること

ラボーテは今ご予約枠が足りないほどリピート率が1ケ月先までご予約が埋まるサロンになり、
新規のお客様の予約をお断りしている状態が何年も続いています。

しかも、アパートの自宅サロンから移転したものの、今のラボーテも6畳ワンルームで待合室もない狭いサロンで、なんと最寄り駅から徒歩30分ほどかかるような場所にあるのです

そんな悪条件のサロンにも関わらず、私が集客が出来て高いリピート率を維持できているのは何故でしょうか

その秘密は、私のこれまでの経験が関係しています

私は、学生時代から顔立ちや雰囲気が「黙っていると冷たい人に見える」と言われてきました。自分ではそんなつもりは無いのに、勘違いされてしまう場面が多かったです。
最初に勤めたサロンでもそれが原因でクレームが出たことがあります。

そのクレームを頂いた時から「どうやったら初対面のお客様に勘違いされずに、本当の自分を理解してもらえるのだろうか」という事を常に考えるようになりました

「どんな表情で話すと、お客様は私にいい印象を持ってくださるだろう?」
「どんな声、どんな言葉を使うとお客様は心を開いてくださるだろうか?」
「顔立ちや雰囲気で勘違いされてしまうのなら、接客おもてなしでそれをカバーしよう」

このような事を考えては、実践して自分がお客様に与える印象・お客様を喜ばせることを意識してサロンワークに取り組むようにしました。

そうやって考え、行動していくことで、お客様から「話しやすい人で安心しました」「あなたと話していると楽しい」「ここまでおもてなししてもらったのは初めて」と言って頂くことが増え、それと同時にコース追加・商品購入などの売上にもどんどん繋がっていったのです。

その結果、昇格し、エステティシャンとして施術をする役割ではなく、エリア長兼カウンセラーとして「お客様の悩みを聞いてそれを解決するアドバイスをし、そのお客様に必要なエステコース契約・商品購入をご提案する」というカウンセリング専門の役職に就くことになりました。

冷たい人に見える、話かけずらいと言われていた私が、初対面の新規のお客様に笑顔でお話をし、お客様に心を開いてもらえるほど打ち解けてお話をし、初回で数百万円のコース契約をどんどん頂けるようになったのです。 そんな日が来るとは思いませんでした

そうやって全国の店舗を周り、お客様のカウンセリングをしていたのですが、

その中で

●どのタイミングで、何を言うとお客様がまた来たいとリピートしてくださるのか
●どのテンションでお話をすると初対面のお客様の不安感が無くなるのか
●どんな接客おもてなしをすると、お客様が他店とは違う、ここがいいと思って下さるのか
●お客様が迷った時に、どう切り返せばスムーズに購入頂けるか
●高額コースや商品をおすすめしても押し売りされたと思わせない話し方

というトークの流れ・お客様の心を惹きつけるカウンセリングトーク術の引き出しがどんどん増えていき、そのノウハウを得ることができました。

それらを得ることによって、

こちらがオススメしなくても、お客様から

「このコース・商品を買いたいです」

と言って頂けたり

「次の予約を入れて帰っていいですか?」

とお客様から言って頂けるようになったのです。

この経験から、今、ラボーテでもお客様は次回のご予約を自ら入れてくださる方がほとんどで、1ケ月後まで予約が満席になっているのです。

私は、今も昔も「お客様に頂く料金の価値」というのをとても深く考えています。

特にラボーテをオープンしてからは、大手サロンのような豪華な設備もなく、そして同じ個人サロンや他の自宅サロンよりも、はるかに狭く不便な場所にあるからこそ、他店にはないおもてなしと接客をとにかく意識して行動しています。

お客様を施術で満足させるのはもちろん、サロンでの時間を快適に過ごして頂き
そして必ず毎月会いたいと思って頂けるような人・場所になる事 を目指して

●どのタイミングでこれをお渡しするといいだろうか
●どこに何を置いておけばお客様が快適で他店と違うと思って下さるだろう
●何をすればお客様が喜んでくださりまた会いたいと思って下さるだろう

などかゆいところに手が届くようなこと細かな徹底したお客様目線でのおもてなしと接客を心がけています。

それらすべてが出来てこそ、リピートされると考えているからです。

サロンが広くて綺麗でも、接客が出来ていないとリピートされない
技術がうまくても、カウンセリングが出来ていないとリピートされない
新規集客ができても、表情が硬く第一印象が悪いとリピートされない

リピートされないと安定した売り上げは作れませんし、サロン経営は成り立ちません。

産休を頂いた時に、半年ほどサロンをお休みしたことがありますが、その際他店に行かれたお客様も、ありがたいことに「やっぱりラボーテが一番」「技術も、おもてなしも、ラボーテに敵う所はありません」と戻って来てくださいました。

そして「休みを取ってでも来たいから」「ラボーテじゃないとダメなんです」「月一の楽しみだから欠かせない」と1ケ月後のご予約を入れて帰ってくださいます。

今のラボーテの平均単価は技術のみで1万円以上、物販も込みですと2万円以上となっております。

こうした結果を得てみて、「心を惹きつけるカウンセリングトーク術」や「徹底したお客様目線でのリピーターを作る方法」という強みを持っていて本当に良かったなと、改めて思っています。

このような私の経験、そしてサロン経営に対する想いを、いま悩みを抱える同業者様に届けたい。

サロン経営は、自宅サロンだろうと、テナントサロンだろうと、どうにかなるさ では成り立ちません。
これは私自身、オープン初月に想定よりはるかに低い集客率で、苦い思いをしたので心から実感しています。

だからこそ、サロン勤務時代よりもお客様のことを徹底的に考えぬきいろいろな事を実践してきました。

その結果

●小さなサロンの開業に必要なこと(カウンセリングトーク術・接客おもてなし・集客)
●商品購入に繋がる話し方
●結果がでる確かな技術

など、実際に私がサロンで行い、私の経験をもとにしたオリジナルのノウハウを生み出すことに繋がりました。

すると
いつしか「講座はしていないのですか?ラボーテの技術とサロン経営方法を学びたいです」とお問い合わせを頂くように。

講座の開催を決意し、そして気づけば全国各地の同業者様からお問い合わせを頂くようになったため、オンラインを使っての講座もスタートし、現在に至ります。

技術だけを教えるスクールはたくさんあります。

しかし、技術を習得しただけではお客様はサロンに来てくださいませんし、リピートしてもらえません。

リピートされるあらゆる方法を身につけることで、長く愛されるサロン経営ができると確信しています。

ここまでお伝えしてきた私の経験、そしてサロン経営への想いが詰まった講座にぜひ、興味を持って頂けましたら幸いです。

一人でも多くの方のお力になれれば嬉しいです。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。

ラボーテ 大石佳奈

講座のお申込み・お問い合わせは下記ページをご確認ください